私が実践した中で一番有効だったと思うイタリア語の勉強方法は、スケジュール帳にイタリア語で日記をつけることでした。日記をつけるだけなら、独学でもイタリア語の練習ができます。
特に最近は、紙に書く日記だけでなく、パソコンやスマホでブログを書くことも容易になりましたよね。イタリア語でブログを書くのもいい方法だと思います。
イタリア語で、ブログを書いたり日記をつける勉強方法のポイントと、そのメリットをまとめてみました。
日記をつけることのメリット
イタリア語で日記をつけることには、次のようなメリットがあります。
- 日常自分が何をしているかイタリア語で言えるようになる。
- 日常生活で必須なイタリア語のボキャブラリーやフレーズを確認できる。
- 自分のライフスタイルに適したイタリア語のボキャブラリーや日常フレーズを確認できる。
スケジュールをイタリア語で書く
スケジュール帳持っている人は、スケジュールをイタリア語で書くことにチャレンジしてください。始めは難しいと感じるかもしれませんが、続けているうちに慣れてきます。
これをすることで、自分自身の日常生活で使うべき単語を覚えることができます。
イタリア語の参考書などには、基本的なフレーズは載っていますが、そのフレーズがあなたに当てはまる物ばかりではありません。
まず、自分の毎日のスケジュールをイタリア語で言えるようにすると、実際にイタリア人と話す機会があった時に、「今日は◯◯をするよ。」など、スムーズに話すことができます。
イタリア語でブログを書けばコメントがつくかも!
日記は自分だけのプレイべーとなものですが、ブログなら世界へ公開することができます。もちろん、イタリア語で書いたブログも、せっかくなら誰かに読んでもらいたいですよね。
イタリア語で自己紹介を書いておけば、イタリア語ネイティブの人からコメントがつくかもしれません。
また、パソコンで書くならイタリア語のタイピングにも慣れることができます。もし将来イタリア語を使って仕事をしたい人は、スキルアップにもなると思いますよ。
一言でいいのでイタリア語をとにかく書く
ほんの一言でもいいんです。イタリア語で、ブログや日記をつけることにチャレンジしてみて下さい。
日記を書くときに「何をしたのか」「どう思ったのか」を書くようにしてください。
日記を書き続けることで、イタリア人と話す機会があったときに、どんなことをしてどんな風に感じたのかが、スムーズにイタリア語で口から出てくるようになります。
始めは、短い文章から挑戦します。
Oggi ho visto il film. (今日は映画を観た。)
これだけでも充分です。
慣れてきたら、
Oggi ho visto il film.È stato un bel film. Voglio vedere di nuovo.
(今日は映画を 見た。いい映画だった。もう一度見たい。)
など短い文章をいくつか並べて書くようにします。
始めは、その都度辞書で単語を調べないと書けませんが、慣れてくると辞書を見なくても覚えるようになります。
だんだんと長文にチャレンジ
慣れてきたら、短い文章を長い文章になるように練習をしましょう。
先ほど日記を書くときに、短い文章をいくつか並べる頭にチャレンジすることをおすすめしました。この作業に慣れてきたら、その短い文章を接続詞や関係代名詞を使ってつなげていくことを覚えてください。 なるべく長い文を書くようにします。
Il film che ho visto oggi ,è stato bello quindi voglio vederlo di nuovo.
(今日見た映画はいい映画だったので、もう一度みたいと思っている。)
このフレーズの中で、「今日見た映画は」に使う文法は関係代名詞、「ので」の部分に接続詞を使います。
意識して、短文から長文へ書くようにすることで、文法として勉強したことも練習することが出来ます。何事も積み重ねが大切です。毎日少しずつでも続けることで、ある日自分のイタリア語が大きく上達していることに気づくはずです。